ナンカア楼

見たこと、聞いたこと、感じたことを気まぐれに。

暦~こよみ~

« | 2005-09 | »
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

アーカイブ

カテゴリー

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Ma.K.B.D(マシーネン・クリーガー・イン・アクション・バンドデシネ)
このシリーズとも長いつきあい。
何せ前身となった「SF3D」から追い続けているから20年以上になる。
オトナの事情で「マシーネン・クリーガー」にシリーズ名こそ変わったけれど、その面白さは変わっていない。

今回は「バンドデシネ」。
聞き慣れない名前だが、意味としてはフランスのコミックの表現方法の一つで「帯のように連なったデッサン」とか。
というわけで我々が連想する「コミック」とは意味合いがやや異なり、大版のイラストでストーリーを構成しているのが特徴。

おかげで特徴あるイラストストーリーを堪能することができた。
といっても、まだ最初の方を眺めたに過ぎないけれど。
まぁゆっくり楽しむことにしようか。

著 者 横山 宏
大日本絵画
スポンサーサイト
拍手はできても・・・。
ヤジは未熟。

というのは、自民党の新人議員の
そりゃそうだ。
普通、「野次」なんて日常生活で学ぶ機会もないし、しかも実践する機会なんてありゃしない。

それにしても、「政府答弁と与党質問には大きな拍手を。野党のくだらない質問には大きなやじを」なんて唖然とする指示が出るあたり、国会というのは日常の感覚から乖離した世界であるらしい。

こんな事のために税金が使われているかと思うと目眩がしてくる。

戦時商船隊
通勤電車で読むには少し重い本かもしれない。
しかし、戦争時に華々しい活躍や壮絶な最期が伝えられる軍艦に較べて、物資輸送に従事して負けず劣らず壮絶な最期を迎えた商船について触れた本を店頭で見かけることはほとんどない。
これは、その貴重な一冊と言える。

本書は16のエピソードから構成されているが、この内の11のエピソードが第二次大戦関係。
通読して思ったのは、日本とアメリカの「兵士」に対する扱い方と輸送船に対する考え方があまりに隔絶していたこと。
貨物船に一坪10人以上と、乗せるだけ乗せた日本と、専用の軍隊輸送船を仕立てて最低でも就寝スペースは確保したアメリカ。
量産性を重視する余り、粗悪な戦時標準船しか造れなかった日本と、計画的に戦後も通用するリバティー船を大量生産したアメリカ。
こんな国と精神論だけで戦争しても勝てなかった訳である。

前作となる「輸送船入門」、「商船戦記」と合わせて読んでいただくと更に理解が深まると思う。
興味とお時間があれば是非。

著 者 大内健二
光人社NF文庫
ウロボロスの波動
このブログを開設して一ヶ月が過ぎていた。
しかも「気まぐれに」と書いている割には「毎日」更新を続けている。
ズボラな自分にしては珍しい。

・・・と、書いていてもアレなので何か書いておかなければ、と思う。

ハヤカワJコレクションで出ていた本がようやく文庫になった。
結局、タイミングを逃して買い損ねたので、今回の文庫化は嬉しい。
「記憶汚染」の時に味わった衝撃は再び味わえるだろうか。

著者 林 譲治
ハヤカワ文庫
愛・地球博、終わっちゃったねぇ。
昨日で「愛・地球博」が閉幕した。
閉会式をTVで見ていたが、本当に終わってしまうのかと意外感すら覚えた。

朝のニュースで毎日、開場前の中継をしていた。
それを見る度に、いつも思っていたが・・・。

開場を待つ長蛇の列を見ては「コミケと一緒じゃん」。
開場後、ゲートを脱兎の如く飛び出して、お目当てのパビリオンへ走って行く様子(しかも親子連れ)を見て「コミケよりひでぇ」と思った自分はやっぱりダメ人間か。

そんなダメ人間が言うのもアレだけど、人気パビリオンにできる長蛇の列をまた見て、よく辛抱できるなぁと思った。
しかも、親子連れの割合はこっちの方が遙かに多い。
小さな子供には決して優しいとは言えない環境だったのではないだろうか。

そんな様子を見ていて、何ともいえない気分になっていたが、そんな光景も見納め。

いずれにせよ、お祭りは終わった。
今日から名古屋とその周辺は少しは静かになるのだろう。
「もったいない」とかキャッチーな言葉が飛び交っていたが、我々がそれを日々の生活の中で活かしていく事はあるのだろうか、と閉会式の中継を見ていてシニカルに考えてしまった。
新型シビック
用事があったので、ホンダのディーラーへ。
フルモデルチェンジしたばかりのシビックが置いてあった。

幅が広くなった筈だが、あまり気にならない。
しかし、何となく寂しい。

ふと思い出した。
今回のモデルチェンジで代名詞だったハッチバックがラインナップから落とされ、セダンに一本化されていたことを。

海外で売られているハッチバックのデザインを見た時、これはいいなーと思ったのは自分一人ではないハズだ。
ついでに、このハッチバックで来年から始まるWRCの新カテゴリー、「スーパー2000」に出たら面白いのになぁと考えていたら、同じ事を考えている人はいるもので、「ベストカー」の増刊号に同趣旨の記事があった。

それはさておき。
間近で見た新型シビック。
国内で見ると、あんまり目立たないデザインだなー、というのが第一印象だった。
「シビック=ハッチバック」というイメージが頭の中ですっかり出来上がっているという事実を改めて実感した一時だった。
F.S.S DESIGNS 1 EASTER;;AKD
連載開始から20年になるというのに、物語の全容すら見えてこない「ファイブスター物語」。
ずっと読み続けているが、イラストや本編で描かれている情報量だけでも膨大な所に持ってきて、裏設定はそれ以上に深くて多い、とあってはとてもとてもついて来られるものではない。

そんな折に出た、この設定解説作品集。
木曜日に買ってきて、昨日全部に目を通したけれども一回だけでは全て頭に入る訳もなかった。
で、何回か読み返してみたが、これだけでも十分楽しい。
「1」とある以上、続刊があるのだろうと思っていたら、帯を見てあぁナルホドと納得した。
「2」については、来年発売に向けて企画が進んでいるという。

ただ、設定だけでも十分面白いのだが、本編の方も早く進めてくれないかなーと頭の片隅で思ってしまったことだけは付け加えておく。
単行本派なんで辛いんですよ、ホント。

著者 永野護
発行 角川書店
ブラウザ浮気症候群。
自分が使用しているWebブラウザはFireFox1.0.5。
昨年から使い始めて一年近くになる。

しかし、一年近く使ってみると色々と使いづらいところも出てくる。
例えば、ダウンロード時にダウンロードマネージャーが一々立ち上がる点などが気になる。
そんな矢先、こんなニュースを見るとつい別のWebブラウザに乗り換えることを考えてしまう。

実はFireFoxの前にOperaを使っていた事が一時期ある。
その時はお金を払って広告を除去してまで使うことはないか、という印象だった。
基本的な操作性に問題はなかったが、メインで使っていたSleipnirと比べて決定的に乗り換えなければならない必要性もまた感じなかったのも事実。
という訳で、本格的な移行は見送った記憶がある。

Operaが無料化された事で、広告を見ることはなく使用できるようになった。もう一度導入を検討してもいいかもしれない。

しかし、そうなるとブックマークの移行とか考えなければならない。
頭の痛いところではある。
結局、より使い勝手のいいWebブラウザを探し求める旅は続くのだろう。
勤務中異状なし
カバーの絵柄だけなら決して選ばなかった漫画。
しかし、ネットでの評判を聞いて購入してみた。
帰宅して少し覗いてみる。

・・・無理矢理なギャグとパロディの数々がツボに来る。

買って損はしなかった。
カバー絵に抵抗感がない人はもちろん、そうでない人も是非。

そういえば、「COMIC SEED」の方も最新号が出ていたんだっけ。
コレ書いたらダウンロードしよう。

著者 かずみ義幸
発行 ぺんぎん書房(SEED! COMICS)
「パンダ市」ってナニ?
ヒマだったので、書店で「サイゾー」の最新号を立ち読みする。
すると、半田市を「パンダ市」に、という運動があった事を知る。
しかもドライブで訪れた半田市でパンダの看板を見つけた時の「思いつき」で始めたというから恐れ入る。

単なる「思いつき」で終わらせておけば良いものを、真面目に半田市を「パンダ市」にしようというのだから、何ともはや。
こんなんで歴史ある「半田市」が「語感が似ている」という理由だけで「パンダ市」に変わったら、半田市の人は恥ずかしくて自分の住んでいる市の名前など人前では言えないだろうな。

それにしても「パンダ市」に変えようとする理由が笑える、というかどっかズレている。
というのも、言い出しっぺの女性デザイナー曰く「日本はキャラクター大国。インターネットでマニアが『パンダ情報』を飛び交わせている時代なので、パンダ市は一躍有名になるはず」というのは、彼女(とその仲間)の「勝手な思いこみ」というものだろう。
しかもハタ迷惑極まりない類の。

お隣の「南セントレア市」の時も思ったが、知多半島の自治体を巡る話題はこんなのばっか。
それにしても、町の名前というのはその地域地域固有の「歴史」を背景に持っているものであって、それを無自覚で踏みにじろうとする感覚は何ともはや。
まさしく「無知は罪」である。
こんなアホな話題を取りあげるなよ、中日新聞・・・。

中部国際空港が開港して意気上がる常滑市は唯一マトモかなぁと思っていたら、こんなキャラ作っているし・・・。
ナニが「ちんちこちん’S」か。
そのネーミングセンスのサムさに脱力感が襲い、虚ろな笑いが漏れてくる。
刑務所でも引きこもり。
最近、本絡みの話題ばかり書いてきたので別の分野へ話を振って・・・と考えてみたが、ネタがないことに気づく。

そこで、今日見かけたニュースの中から引っ張りだしたのがコレ

独居房に入れられる受刑者急増の理由として、集団生活に馴染めない受刑者が懲罰覚悟で一人きりになろうとする事例が増えてきたという。
刑務所の暮らしぶりがどんなものかについては、見沢知廉「囚人狂時代」をはじめとして様々な本が出ているのでそれらの本を見て頂くとして、知識として刑務所内の「懲罰」というのは重い意味を持つと理解していた。
しかし、懲罰を受ける恐怖を上回るほど「一人になれる」というのは魅力的らしい。

しかも、記事のニュアンスから察するに、若い人ほど懲罰をワザと受けて独居房へ行く率が高いらしい。
刑務所も「人間社会の縮図」。
世間で起こっていることはより極端に凝縮されて反映されていくのだと思う。

それ以前に、独居房入りはもはや「懲罰」として意味をなさなくなっていると思うのは自分だけだろうか。
独居房が「恐怖の対象」ではなく「羨望の的」として受刑者に見られている率が上がっているのであれば、本来の目的を果たしているとはいえないのではないと思う。
いっそのこと、6人部屋に8人が暮らす過剰収容の雑居房にずっと入れる事を「懲罰」にして、模範囚を独居房に収容した方が本来の「懲罰」の意味をなすのではないか、そんなとりとめもない事を考えてしまった。
回るカウンターを呆然と眺める。
カウンターの数字を見て仰天する。
いつもの10倍の人が来ていた。

一日20人のアクセスがが来れば上出来なブログに、200人以上のアクセスがあった。
人が見て面白い記事が書けているのかなぁと思っているだけにまず戸惑いを感じてしまった。
こういった形でのアクセス数の急増はまったく想定していなかっただけに、昨日のカウンターの回り方には正直驚いている。

開設して一ヶ月も経っていないのに、こういった事は初めての経験だ。
今は満月を眺めながら呆然としているのみである。

続きを読む »

ある作家の代表作とレーベルの関係について思う。
この三連休を利用して本の整理を進めている。
要はまとめて保管できる場所が見つかったので、部屋から本を運び出しているのだが。
目下、本を詰めた段ボール箱を開けては本を取り出しては手提げ袋に詰め、保管場所へ運ぶ。その作業の繰り返し。

残暑厳しき折、なかなか作業も進まない。
その上、重い手提げ袋を両手に提げて何往復もすると、いい加減腰が痛くなる。
しかし、箱から実際に取り出した本を眺めるとなかなか興味深いモノが見つかっていたりする。

以下、その一例。
霜島ケイのデビュー作「出てこい!ユーレイ三兄弟」(朝日ソノラマ・パンプキン文庫)。
これ、15年前の本。
確か「パンプキン文庫」は朝日ソノラマの少女向け小説のレーベルでアッという間に消えてしまったような気がするが、本筋から外れるので省く。

ということは、彼女の代表作「封殺鬼」シリーズは、この3年後に一巻が出て、10年以上かけて28冊で完結しているという事実に今更ながら気が付いた。
そんなに歳月が過ぎていたとは・・・。

10年以上という長期間をかけて一つのシリーズが事実上完結したというのも驚きだが、一つのシリーズのために「キャンバス文庫」というレーベルを事実上残していた小学館の姿勢には頭が下がる。
ただ、この点については評価が分かれるかもしれない。

というのは、小学館の少女向けレーベルだった「キャンバス文庫」がその発行を事実上停止し、「封殺鬼」だけが出続けた。
それ故に読者を限定し、「知る人ぞ知る」作品にしてしまったという点はやはり否定できないと思う。

内容的に性別を選ばず、十分以上面白く読めるシリーズが、必然的に読者を限定してしまう文庫から出てしまったという不幸。
それ故に、広く作品が知られる機会を逸し、獲得できたかもしれない読者をみすみす逃がしてしまった、という印象が強い。

「封殺鬼」シリーズに限らず、彼女の作品はどれも安定した出来だと思う。
店頭で見かけたら、是非。
電波大戦
今日、本屋に行ったら山積みになっていたので買ってしまった。
ざっと一見した印象では、今作は前作を踏まえ、その道の識者を交えた対談集といった感じか。
前作「電波男」のような人によっては開き直り?とも取れる論理が見られるか、楽しみだ。

前作は何度も読み返してしまう程の妙な迫力と魅力に満ちあふれていたが、今回はどうだろうか。

ただ、間違いなく読む人を選ぶだろうな、やっぱり。
これは前作もそうだったけど。

著 者 本田 通
太田出版
行くトコまで行ったか・・・。
今週号の「週刊文春」を立ち読みする。
かつてのライトノベル作者としての地位(そんなモノあったのか?)を棄て、エッセイストとして有名になってしまった中村うさぎのエッセイを見る。

彼女の、中年女性の内面を正直に描き出す文章が結構気に入っているが、今回は流石に驚いた。
「デリヘル嬢」ですか・・・。

ZAKZAKを見るとこんな記事も。

本当に身体張って文章書いてるなぁ、と思うと同時に、その過激さに驚き、また呆れているのが正直なところ。
しかし、端から見て悲惨な状況であってもそれをユーモアで覆ってしまうのが彼女の文章の魅力でもある。
彼女の書く風俗嬢体験記とはどのようなものか、楽しみにしたい。
まぁ掲載誌が「新潮45」なので、手にとってもいいだろう。

続きを読む »

ソ連・ロシアの権力者と髪のカンケイ。
今、唐沢俊一「育毛通」を読んでいる。
その中に大変興味深く、笑えるエピソードがあった。
曰く、

「ソ連の最高指導者の席にはハゲとハゲでない人物が相互につく」。

さて、ソ連の最高指導者の面々はどんな顔だったかなと少ない記憶を掘り起こしてみると・・・。

レーニン  
ソビエト連邦の創始者。ハゲ。

スターリン 
「大粛正」の一言で何やったか説明不要。髪の毛フサフサ。

フルシチョフ 
ハゲ。アメリカで人気を博していたなんて初めて知った。

ブレジネフ 
白髪交じりの髪の毛。長い間権力の座にいたことしか記憶にない。

アンドロポフ 
ハゲ。任期途中で死去したことしか記憶にない。

チェルネンコ 
髪の毛はあったが、前任者以上に印象なし。

ゴルバチョフ 
このあたりになるとようやく顔と名前が一致してくる。業績については、説明不要だろう。
もちろん、ハゲ。
この人の時にソビエト連邦の歴史に幕が下りる。

ソビエト連邦の権力者の系譜を眺めてみると、確かにハゲに始まり、ハゲに終わったと言えなくもない。

そして見事なまでに・・・。
「ハゲとそうでない人が交互に権力の座についている」。

そして、ロシア連邦初代大統領となったエリツィンは銀髪フサフサ。
ソ連時代からの妙な伝統は絶えたのか、と思いきや、現大統領のプーチンのアタマを見ると・・・前頭部から頭頂部にかけて見事に砂漠になっていた。

ということは、やっぱりハゲ

ソビエト連邦からロシア連邦と国の名前は変わっても、この伝統は絶えたワケではなさそうだ。
次のロシア大統領の髪はどうなのだろう、と今から要らぬ心配をしてしまいそうだ。
レジンキャストミルク
選挙ネタばかりも飽きた。
いつもの調子に戻して昨日読み終えた本を紹介する。
実のところ、巷間で「ライトノベル」と呼ばれるカテゴリーの本を読むのが好きだ。
ただ、メジャーな所は相手にせず、自分の感性の赴くまま本を選んでいるところは変わらない。

今回の本もそんな一冊。
デビュー作「ルナティック・ムーン」(全5巻)でグロテスクで暗い世界観をこれでもかと書き込んだ作風が自分のツボに思い切りヒットしたが、世界観、そして文章に馴染むのに時間がかかったのは事実である。

二作目となる今回はどうだろうと思って手に取ったが、導入部でいきなり躓いてしまった。やはり馴染みにくさは健在。
それでも読み進めると、登場人物の印象がやや薄かった前作と違い、人物造形がしっかりしてきたようで、これがなかなか面白い(ちょっと戯画チックに過ぎるところもあるが)。
それにしても、後書きで「アホほど暗かった雰囲気からやや明るい雰囲気」と言っているが、読み終えると作品を覆う「暗い」雰囲気にさほど変化はなく、むしろ「歪な世界」感が強調され、舞台の不気味さが増したように思えた。

それにしても、前作もそうだったがダークで微妙にエロいシチュエーションが多い。
イラストも魅力的だし、今回で見切るには惜しい。
冬に出るという次作を待ちたい。

著  者 藤原 祐
イラスト 椋本夏夜
電撃文庫
総選挙から一夜が明けて・・・。
自民党圧勝、民主党惨敗。
総選挙の結果が出て一夜が明けた。

早速民主党の方は党首交代となかなか喧しい状況に陥っている。
結局、論点は自民党より出せていたように思えたが、その真面目な議論に自民党が全くソッポを向いたことが敗因か。
最初から「郵政民営化」一本だけに的を絞り、わかりやすいが中身もない選挙活動に出た自民党に対して、年金や福祉問題を持ち出したが、結局は昨日も触れたように「空疎なわかりやすさ」の前に敗れ去った。

どの世代がこの歴史的な「大勝利」を演出したのかは、大変興味深いところではある。

ともあれ、民意は決した。
郵政民営化は実現する。
そして、その後何が待っているのか?
恐らく、我々国民にとって大増税といった録でもない展開が待ち受けているのだろう。

「国家百年」の計が示され、少しでもより良い国を作るというのであれば納得もしよう。
しかし、現実は公共事業の大盤振る舞いで大借金国家と化したこの国の後始末に使われるだけ。
そのカラクリを「わかりやすく」政治家の口から聞きたいものだが、誰も彼も「無責任」という状態ではそれも叶いそうにない。

しかし、今回の総選挙で一つだけ評価すべき点もある。
それは「義理人情」形の政治家が減り、全体的に若返ったという印象を受ける点。
「義理人情」自体は個人的に嫌いではないが、「政治」の場にそれを持ち込むのは間違いだと思っているので、この点だけは評価してもいい。

話は変わって、「9/11はテロ記念日」などと無思慮な発言をする山崎某が当選していたりする所に、この党の変わらなさを見る。
それにしても、こんな変態に誰が入れたのだろう。
そう考えると、この国の「民度」とやらも底が知れていると思う。

追記:
ついにVARIABLEさんにこのブログからリンクを張っていることがバレてしまい、相互リンクを張られてしまった。
面倒なことが嫌いなので、基本的にリンクフリーの方向でいるからリンクを張ってくれる事は全く問題はない。
しかし、自分でスパムと判断するリンク、コメント、トラックバックの類は無警告で削除するので、ご注意のほどを。


自ら選んだ「格差社会」の行く末は・・・。
朝刊で総選挙の結果を見る。
結果は自民党の圧勝、民主党の惨敗。

この結果は、何だったのだろう。
自民党に投票した人は、「郵政民営化」だけが争点と考えたのだろうか。それとも首相のわかりやすい「リーダーシップ」に期待したのだろうか。

その「わかりやすさ」というのは一種の思考停止を伴うものだということに気づいていない人がどれだけ多いか。
そのことがよく分かった選挙だったと思う。

ともあれ、選挙の結果からはっきりした事がある。
「平等社会」から「格差を是認する社会」への変化。
「勝ち組」はとことん富み、「負け組」はますます貧しく、しかも浮上の機会さえ得られない。
その究極の姿をハリケーンでズタズタにされたニューオリンズに見る事ができると思うが、避難できずに取り残された人の多くは避難費用を出せなかった貧困層だった。
日本もそうなろうとしているのに、今回の結果を見るに、大多数の人は所詮は他人事と思っているのだろう。

民主党の方が真面目に政策を論じようしていたと思うが、結局は「中身のない空疎な言葉」が勝ってしまった。
これから我々にとっての受難の時代が始まる。

ついでに、地盤もない選挙区に乗り込んで、股間を子供にペットボトルで「攻撃」されたり、カンチョーされたりしながら次点まで上り詰めたホリエモンには何と言ったら良いのだろう。
何か「道化役」以外の言葉が出てこないのだが。

最後に、安定多数を得た自民党がどれだけ我々に負担を求め、官僚と政治家が苦労を背負わない政策を出して実行してきたとしても、それに異議申し立てができるのは、自民党以外に投票した人だけだ。
投票に参加しなかった人は、政策に異議申し立てをする資格は全くない。

確かに「一票」では何にもならないかもしれない。しかし、その「一票」が集まれば、それは途方もない重い結果をもたらす。
一時の「わかりやすさ」で投票された一票が、これからの日本をどう作っていくのか、それを見守ることにしたい。

同人誌の山を整理していると・・・。
ここ数ヶ月、ヒマを見ては本の整理を進めている。
その中にはコミケ等で買い込んだ同人誌も含まれる。

で、段ボール箱を開けて中身を確認していくと、かれこれ10年以上前の同人誌が出てくる。
中には、現在商業誌で活躍している人の同人誌がチラホラと出てくるのには驚いた。当時は創作系の同人誌を中心に集めていた(今はメカ・ミリタリー系と批評系が多い)が、これだけ買いこんでいたのかと思うと感慨深さを覚えると共に、当時の自分のバイタリティに驚いてしまう。

それにしても「10年以上」という歳月は、膨大な数の同人誌の山となって目の前にある。
最初はサークル順に整理、と思っていたが今やそんな余裕はなく、まずサイズ順に整理、それからサークル順という風に段々アバウトになっていく。

そして、明らかになるダブリ本の数々。
あ、頭いたい・・・。orz
総選挙前日になって。
選挙活動も大詰めになった今日、民主党の選挙カーがようやく回ってきた。
それ以外はいつもと変わらない日々。

それにしても、こんな事した人がいたんだね。
「中傷ビラ送付、発信元は富士河口湖町役場 民主県連が調査要請 /山梨」(毎日新聞、09/10)

「民主党はウソツキ政党」など民主党を中傷するビラが民主党大阪府連等に送られたという。
今時ファックスでビラ送信というのも笑えるが、何故同じ政党に送ろうとしたのか、その意味不明な行為に首を傾げたくなる。

ただ、送信記録や送信元が町役場、送信時間帯が午前中の勤務時間帯となると笑いに変わって怒りがこみ上げてくる。
誰がやったか知らないが、「職務専念」という言葉を忘れて中傷ファックスをセッセと送っていたというのは、公務員云々以前の問題として、勤め人の道理がどうかしてしまったのかと思いたくもなる。

まして、「組織的な行動」だったら呆れてものも言えない。
老ヴォールの惑星
長きに亘って出る本をチェックしている作家は多い。
今回取りあげる小川一水もそうした一人だ。
去年読んだSFでは一押しだった「復活の地」をはじめとする「一気に最後まで読まなければ気が済まない」長編ばかりを書く人だと思っていたが、この本が初の短編集だったというのは意外な感じすらした。

で、読んでみると長編同様、「一気に読まなければならない」と勢いがついてしまうぐらい面白い。
短編集だから、そんなに慌てて読み切らなくてもいいのではと思うが、やはり明快で感情移入がし易い文章、練り上げられた魅力的な舞台設定がページをめくる手を止めさせてくれない。

個人的には、「ギャルナフカの迷宮」と「漂った男」がお薦めだろうか。

著者 小川一水
ハヤカワ文庫JA
「人間の豊かさ」なんて実感するコトは少ないが。
「人間の豊かさ」で日本がベスト10から脱落したそうだ。
そんな事、実感した覚えもないが。
というわけで、記事を見ると国連開発計画が発表した2005年版の「人間開発報告書」で日本が健康、教育など「人間の豊かさ」を測る人間開発指数で昨年の9位から11位に転落したという(177カ国中)。

ちなみに1位はノルウェー。アメリカは昨年8位から10位に後退、逆に中国が昨年94位から85位に順位を上げたというが、中国の躍進など些事に思える。まだまだ格差はあるということか。

それにしても9位が11位になろうが、「人間の豊かさ」を実感する場面が日頃の生活であっただろうか?
朝は満員電車に押し込まれ、昼間は仕事に追われ(いや、仕事があるだけマシだと思うが)、疲れ果てて帰宅して好きな事に費やす時間も思うように取れないまま明日に備えて寝る。
こんな暮らしのどこに「人間の豊かさ」があるのだろうか。

更に最近は「自己責任」だの「受益者負担」、「勝ち組・負け組」といった言葉が大手を振ってまかり通るようになった。
さっき挙げた暮らし方を「金のため、出世のため」と割り切って生活できる人間はそれはそれで凄いと思うが、その倫理観をそういった暮らし方を好まない人間に強制しないで欲しいと思うのは自分だけか。

また、教育の貧困さは今更言うまでもない。
大人の都合で作られた「ゆとり教育」など後の世代に対して裏切りとも言える代物だと思っているし、知識はあっても教養がないという現状は悪くなることはあっても良くなったということはないだろう。

今回の総選挙でも将来の国家像の枝葉に過ぎない「郵政民営化」だけを強調し、いわゆる「勝ち組」に属する候補者を「刺客」として差し向ける自民党。
それに対して有効に対抗できていない民主党。
両者の議論を見ていて思うのは、「枝葉の議論に終始し、国家全体をどう育て、変えるべきはどこか、そのためにはどうする」という具体的な議論が全く見えない点。
増税、国家公務員の削減云々を言う前に「特別な」国家公務員たる国会議員が自ら率先して行動すべきなのに、自分たちは何もしない。
そこには高潔さも、ノーブレス・オブリージュのカケラもない。
それらを指摘すべきマスコミも面白可笑しくはやしたてるだけ。
そんな選挙に論点を見いだすのは難しい。

そんな国に「物質的な豊かさ」はあっても、「精神的な豊かさ」はない、そう言わざるを得ない。もう諦めの境地に入っているが。
長くなりそうなので、このへんで。
サイバー北朝鮮
積み本崩しは続く。
自分の読書時間は通勤電車の中、というのがお決まりのパターンになっているが、昨日読んだ本は電車の中で読むには少々アレだったかもしれない。

近い国なのに遠くて得体の知れない国。
そのIT事情を中心に描かれている。
しかし、驚いたのはソフトウェアの優秀さ。
そういえば、数日前、北朝鮮が携帯電話向けのアクションゲームを開発した旨が報道されたのを見たばかり。
この他にも、日本国内で北朝鮮をルーツとするソフトウェアが想像していたより広く使われていた事を本書で知り、「目からウロコが落ちる」思いをした。

この他にも「サイバースパイ」とか「工作員の連絡手段」とか、そういった話が好きな人にとって、この本は宝箱かもしれない。

惜しむべきはこの本が世に出たのが2003年。
当時と現状は変わっている。
是非続編を待ちたい。

著者 ウラジミール 白夜書房

萌えよ!戦車学校
積んである本を崩す作業は続く。
一冊読み終わるより早く、次の本が積み上がる。

さて、そんな日々の中でインパクトのあった一冊はやはりコレ。
戦車の「初心者向け」本と言ってしまえば、それで終わってしまう。
しかし、それで済ますにはあまりにも面白すぎ。
基礎的な事項はイラストを交えつつ一応網羅してあるので、初心者である自分には有り難い一冊だった。
これが文章だけだったら投げ出していたかもしれない。

「萌え絵」に抵抗がなくて、戦車に関心のある人は手にして損はないかも・・・とか言っている内に店頭から姿を消し、次に並んでいたときは重版がかかっていた。
ということは、結構売れているのだろう。
ひょっとしたら、「戦車」以外に、続編が出るのかも・・・?

著者 文/田村尚也・イラスト/野上武志
イカロス出版

「造反有理」って覚えてます?
インターネットをさまよっていると、様々な「診断」を見かける。
結構、ヒマだと触ってしまうのだが、この前かなり強烈なものを見かけた。
題して・・・。

「毛沢東ドチェック」。

内容はリンク先を見ていただくとして、早速やってみた。
この手の診断としては質問数が多いかなと思わなくもない。

で、結果はというと・・・?
1590毛沢東だった。

「同志は、ええ感じじゃないでしょうか?プチ毛沢東といったところでしょか」と言われても、身に覚えは全くないのだった。
そもそも毛沢東なんて、もう「歴史上の人物」だしなぁ。
総選挙まで、あと一週間。
というのに、自宅周辺を選挙カーが走ってこない。
このため、いつもと変わらず静かな日々が送れている。
逆に、今ひとつ総選挙に対する実感が沸いてこないのもまた事実だったりする。

今回の総選挙に関する特別世論調査の結果を見ると、自民党が単独過半数を獲得する勢いだそうな。

結果を見てふーん、と無関心に反応してしまう自分がいた。
入れたい政党、候補者がいない事が一番の問題だと思うが、結局、将来像の閉塞感だけが溢れる現状を真剣に論じない選挙に関心があまりないという事に帰結するのだろう。
だからといって棄権するつもりなぞ毛頭ないけれど。
あ、暑くて・・・。
今日、外で作業する用事があった。
終わってみれば、すっかり黒くなっていた。

おまけに身体が熱い。
水分はちゃんと摂取している筈なのだが・・・。

セミの鳴き声は絶え、代わりに虫の音が聞こえるようになった。
秋の訪れを実感するが、でも暑いものは暑い。
新恐竜 進化し続けた恐竜たちの世界
著者は「アフターマン」や「フューチャー・イズ・ワイルド」でお馴染みのドゥーガル・ディクソン。
本書自体は20年近く前の本だが、このほど復刻された。
以前から入手したかった本だが、ついぞ店頭で見ることができなかった。
今回の復刻は実に嬉しい。

あとは、「マン・アフターマン」が復刻されないかと指折り数えるのみ。

著 者 ドゥーガル・ディクソン
疋田努監修 土屋晶子訳
ダイヤモンド社
まぁ、朝日のやる事ですから。
他人がねつ造をすると大騒ぎしておいて、自分がやった時は頬被り。
この会社の体質は珊瑚礁に傷を付けた時からずっと変わってない。

asahi.comのトップから該当する記事は見あたらない。
ねつ造記事という「不祥事」だからだろうか、よく探さないと見つからなかった。

「虚偽のメモ」で記者解雇 誤った記事、本紙が掲載

そういった点から、早くなかった事にしたいというのが見え見えだ。

そんな新聞社の記事に多くを期待するのは無理というものだろう。

 | HOME | 

最新のエントリー

最新のコメント

最新のトラックバック

プロフィール

Curious A

Curious A

ネットの片隅でネタを探して幾星霜。
「こっそり、ひっそり、目立たずに」が座右の銘。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。