- 2005/09/14(水)
選挙ネタばかりも飽きた。
いつもの調子に戻して昨日読み終えた本を紹介する。
実のところ、巷間で「ライトノベル」と呼ばれるカテゴリーの本を読むのが好きだ。
ただ、メジャーな所は相手にせず、自分の感性の赴くまま本を選んでいるところは変わらない。
今回の本もそんな一冊。
デビュー作「ルナティック・ムーン」(全5巻)でグロテスクで暗い世界観をこれでもかと書き込んだ作風が自分のツボに思い切りヒットしたが、世界観、そして文章に馴染むのに時間がかかったのは事実である。
二作目となる今回はどうだろうと思って手に取ったが、導入部でいきなり躓いてしまった。やはり馴染みにくさは健在。
それでも読み進めると、登場人物の印象がやや薄かった前作と違い、人物造形がしっかりしてきたようで、これがなかなか面白い(ちょっと戯画チックに過ぎるところもあるが)。
それにしても、後書きで「アホほど暗かった雰囲気からやや明るい雰囲気」と言っているが、読み終えると作品を覆う「暗い」雰囲気にさほど変化はなく、むしろ「歪な世界」感が強調され、舞台の不気味さが増したように思えた。
それにしても、前作もそうだったがダークで微妙にエロいシチュエーションが多い。
イラストも魅力的だし、今回で見切るには惜しい。
冬に出るという次作を待ちたい。
著 者 藤原 祐
イラスト 椋本夏夜
電撃文庫
いつもの調子に戻して昨日読み終えた本を紹介する。
実のところ、巷間で「ライトノベル」と呼ばれるカテゴリーの本を読むのが好きだ。
ただ、メジャーな所は相手にせず、自分の感性の赴くまま本を選んでいるところは変わらない。
今回の本もそんな一冊。
デビュー作「ルナティック・ムーン」(全5巻)でグロテスクで暗い世界観をこれでもかと書き込んだ作風が自分のツボに思い切りヒットしたが、世界観、そして文章に馴染むのに時間がかかったのは事実である。
二作目となる今回はどうだろうと思って手に取ったが、導入部でいきなり躓いてしまった。やはり馴染みにくさは健在。
それでも読み進めると、登場人物の印象がやや薄かった前作と違い、人物造形がしっかりしてきたようで、これがなかなか面白い(ちょっと戯画チックに過ぎるところもあるが)。
それにしても、後書きで「アホほど暗かった雰囲気からやや明るい雰囲気」と言っているが、読み終えると作品を覆う「暗い」雰囲気にさほど変化はなく、むしろ「歪な世界」感が強調され、舞台の不気味さが増したように思えた。
それにしても、前作もそうだったがダークで微妙にエロいシチュエーションが多い。
イラストも魅力的だし、今回で見切るには惜しい。
冬に出るという次作を待ちたい。
著 者 藤原 祐
イラスト 椋本夏夜
電撃文庫

