- 2007/09/22(土)
この手の本を読むと常に思うことがある。
「日本軍は『輸送』をどのように考えていたのか?」と。
本書もそれに対する回答を用意してくれる。
それにしても、太平洋戦争時の日本の輸送船を取り巻く環境は「劣悪」の一語に尽きる。
旧型の、それも僅かな護衛艦に伴われて日本を目指す輸送船団。
そしてそれを追うアメリカの潜水艦群。
両者の対立は、後者による一方的な「虐殺」に過ぎなかったことを改めて認識させてくれる。
対立にもなっていない。
朝の通勤時に読むには結構ヘビーな本だったが、色々な面で教訓にはなった。
それにしても、よくもまぁ「補給」を無視して戦争続行をしようと考えたものだと、首を傾げざるを得ない。
大内健二著
光人社NF文庫
「日本軍は『輸送』をどのように考えていたのか?」と。
本書もそれに対する回答を用意してくれる。
それにしても、太平洋戦争時の日本の輸送船を取り巻く環境は「劣悪」の一語に尽きる。
旧型の、それも僅かな護衛艦に伴われて日本を目指す輸送船団。
そしてそれを追うアメリカの潜水艦群。
両者の対立は、後者による一方的な「虐殺」に過ぎなかったことを改めて認識させてくれる。
対立にもなっていない。
朝の通勤時に読むには結構ヘビーな本だったが、色々な面で教訓にはなった。
それにしても、よくもまぁ「補給」を無視して戦争続行をしようと考えたものだと、首を傾げざるを得ない。
大内健二著
光人社NF文庫
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