- 2007/12/08(土)
うーん、「鈍器と美少女」の組み合わせがこれほど破壊力があったとは。
これが本書を通勤電車の中で読み終えた時の感想だった。
実際、ファンタジーを謳っておきながら、お約束の「剣と魔法」のいずれも存在しない。
ただあるのはパワードスーツとでも言うべき、着用者の力を倍増させる「大甲冑」とその能力を発揮するために使用される鉄球、槌といった鈍器の数々。
読んでいて何か変わった作品世界だなーと思ったが、ファンタジーのお約束を半ば放り投げて成立しているところに本書の面白みがある。
実際、印象に残っているのは戦闘シーン。
よくもまぁここまで書くかという描写の数々。
作者はこれが書きたいために本書を書いたんではないかとすら思わせる。
逆にキャラクターの印象が希薄になってしまったことは否めない。
主人公エミリーの性格が結局、最後まで掴めなかった。
主人公の成長譚として読むと少々物足りない。
しかし、個人的には目の覚める戦闘シーンだけで十分モトは取れたと思う。
次回作(といっても今月には出るが)の展開が楽しみだ。
著者 八薙玉造
イラスト 瀬之本久史
これが本書を通勤電車の中で読み終えた時の感想だった。
実際、ファンタジーを謳っておきながら、お約束の「剣と魔法」のいずれも存在しない。
ただあるのはパワードスーツとでも言うべき、着用者の力を倍増させる「大甲冑」とその能力を発揮するために使用される鉄球、槌といった鈍器の数々。
読んでいて何か変わった作品世界だなーと思ったが、ファンタジーのお約束を半ば放り投げて成立しているところに本書の面白みがある。
実際、印象に残っているのは戦闘シーン。
よくもまぁここまで書くかという描写の数々。
作者はこれが書きたいために本書を書いたんではないかとすら思わせる。
逆にキャラクターの印象が希薄になってしまったことは否めない。
主人公エミリーの性格が結局、最後まで掴めなかった。
主人公の成長譚として読むと少々物足りない。
しかし、個人的には目の覚める戦闘シーンだけで十分モトは取れたと思う。
次回作(といっても今月には出るが)の展開が楽しみだ。
著者 八薙玉造
イラスト 瀬之本久史

