- 2005/11/29(火)
久しぶりに手応えがある本を手にしている。
何せ、題名通り「1939年から1945年の世界の海軍国家に在籍していた駆逐艦を全部収録する」という気の遠くなるような作業の成果物を手にしているのだから。
アメリカやイギリス、日本といった「海軍大国」が建造した駆逐艦のみならず、アルゼンチン、デンマーク、ペルーやタイといった国が保有していたものまで収録しているから、その情報量たるや、ただ平伏するのみである。
収録順はアルファベット順。
このため、アルゼンチンで始まり、最後はユーゴスラヴィアで終わる。
アメリカは最後から二番目。
本書で特筆すべきは、中小国海軍の駆逐艦に重点を置いた点。
在籍数が少なかった、活躍がなかったからと言って記載を疎かにするのではなく、逆にしっかりと書き込まれている。
逆にアメリカ海軍の駆逐艦については建造された数が膨大な事等からページ数が少なめに映るが、これは他の資料でも十分追えるからという事もあるのだろう。
ただ、気になるのは日本語版の発行に際し、翻訳段階でかなり手が加えられている点。原書ではどのように書かれていたか興味がある。
とにかく、本書の価値は第二次大戦当時在籍していた各国の駆逐艦を横並びで概観できること、これに尽きる。
「横並び」と言っても、冒頭でも触れたように26カ国の駆逐艦を纏めるというのは並大抵の作業ではない。
日本では易々と出せるタイプの本ではないだけに、著者の取り組みもさることながら、こういった本が出せる海外の出版事情に驚くだけである。
M.J.ホイットレー著 岩重多四郎訳
大日本絵画
何せ、題名通り「1939年から1945年の世界の海軍国家に在籍していた駆逐艦を全部収録する」という気の遠くなるような作業の成果物を手にしているのだから。
アメリカやイギリス、日本といった「海軍大国」が建造した駆逐艦のみならず、アルゼンチン、デンマーク、ペルーやタイといった国が保有していたものまで収録しているから、その情報量たるや、ただ平伏するのみである。
収録順はアルファベット順。
このため、アルゼンチンで始まり、最後はユーゴスラヴィアで終わる。
アメリカは最後から二番目。
本書で特筆すべきは、中小国海軍の駆逐艦に重点を置いた点。
在籍数が少なかった、活躍がなかったからと言って記載を疎かにするのではなく、逆にしっかりと書き込まれている。
逆にアメリカ海軍の駆逐艦については建造された数が膨大な事等からページ数が少なめに映るが、これは他の資料でも十分追えるからという事もあるのだろう。
ただ、気になるのは日本語版の発行に際し、翻訳段階でかなり手が加えられている点。原書ではどのように書かれていたか興味がある。
とにかく、本書の価値は第二次大戦当時在籍していた各国の駆逐艦を横並びで概観できること、これに尽きる。
「横並び」と言っても、冒頭でも触れたように26カ国の駆逐艦を纏めるというのは並大抵の作業ではない。
日本では易々と出せるタイプの本ではないだけに、著者の取り組みもさることながら、こういった本が出せる海外の出版事情に驚くだけである。
M.J.ホイットレー著 岩重多四郎訳
大日本絵画
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