ナンカア楼

見たこと、聞いたこと、感じたことを気まぐれに。

暦~こよみ~

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乗らずに「残せ」は図々しい。
ネタに困ったと知人と話していたら、「コレ読むが良い」と言われてしまった。

えー、ナニナニ・・・。
愛知県小牧市内でひっそりと走る「桃花台線」。
経営不振が極まったので来年秋で廃止にしようと、愛知県と小牧市が先週末住民説明会を開いたそうな。

で、その時の住民側の物言いがコレ。
・桃花台線が来るという県の触れ込みで、路線価より高い金額で家を買った。赤字は行政の怠慢で、廃線するなら損害賠償を
・高齢化で桃花台の人口は減少する恐れがある。乗客が少なくなれば、民間バス会社は将来、撤退する可能性もある
・経済性だけでなく、環境への低負荷や高齢社会の観点からも存続すべきだ。環境万博(愛・地球博)とは何だったのかと問わざるをえない
・先月の大雪の際、平均利用者3500人よりも多い5000人が乗った。バスは交通事故が増える心配もある
・赤字額が年間わずか2億円の桃花台線に公費が投入されないのはおかしい
・JR高蔵寺駅(春日井市)まで延長する2期計画を実施すれば、利用者は増える
・一人一人が立ち上がり、利用していく必要がある

えー、この部分だけ拾うと立派なご意見ですが、実際に毎日利用された上でのご高説でしょうか?
クルマに乗らず常日頃から桃花台線を利用していた人のご意見というのであれば、ごもっとも。お気持ちはわかる。

しかし、クルマに頼ってろくに桃花台線を利用しなかった人が多い結果が積み重なって今回の説明会に至った訳で、その点を認識している人はこの中にどれだけいただろうか。

出席者の中でどれだけが日常的に利用していたのだろうと疑問に思ったりもする。
まぁ「説明会」に出てくるぐらいだから、桃花台線に対する関心が高いのは想像できるが、「意見」の中身と現状のギャップを見ていると、ちょっとねぇ・・・と思ってしまう。

>環境への低負荷や高齢社会の観点

・・・と言っているが、利用する人がいなければ「環境に優しい」もヘッタクレもない。単なるエネルギーの浪費。
高齢社会の観点にしても然り。
階段をえっちらおっちら上り下りする桃花台線よりバスの方が道路から直接乗り降りできるからお年寄りに優しいかもしれない。

>赤字額が年間わずか2億円の桃花台線に公費が投入されないのはおかしい

モラルハザードの極みだろう。公共交通とはいえジャブジャブと税金を突っ込む必要性をどう考えるか。しかも長きに亘って税金は投入済み。
こんな事態を招いたのは会社の怠慢が大きいが、利用しない住民の方にも責任はある。「ヨソがやっているからウチも」というのは無責任もいいところだ。
マスコミも説明会で反対意見を言った人を「善人」扱いしているが、実はとんでもない。

小牧市内で完結している公共交通に公費、特に県の税金を突っ込む必要性は余所から見ると低い。
本当に必要なら「小牧市民のために」小牧市が税金投入を考えればいい。

ちなみに「桃花台線」で検索してみると、こんな記事に行き当たる。
何だ、行政の方はそれなりに「経営が危ない」とシグナルを出しているじゃないか。
他にも需要予測が「お話にならない」レベルでメチャクチャ甘かったとか、経営の体をなしていないとか色々知ることが出来たが、その辺りは好きな人が散々分析し、行政サイドの責任を指摘している筈だから、ここで書くこともないだろう。

さっきの話に戻る。
桃花台線を経営している第三セクターに沿線住民から改善要求や廃線反対の声が上がったという話は検索した限り出てこない。
利用せずに散々放置しておいて、いざ廃止が表面化し始めると「廃止反対」。
何と身勝手で一方的な物言いだろうか。

そして吹き出してしまったのが、説明会後の小牧市助役のお言葉。
「この状況で、3月末に結論を出すのは早すぎる。市は県に対し、判断時期を先延ばしできないか働きかけたい」

あのー、二日間の説明会で腰砕けになるものだろうか、普通?
「先延ばし」と軽々しく言ってのけているけれど、資金が枯渇しようとする会社を延命させようとする事を真剣に考えてモノを言っているのか。

あぁ、小牧市が問題解決を先送りした分の資金を負担するなら文句の言い様もない。
住民のためになる実に見事な「税金」の使い方だ。
しかし、お言葉の中身を見ると県べったり。

結局誰も彼も「金は出したくない、でも残したい(もしくは先送りにしたい)」という事だけはよくわかった。

二日間の結果を踏まえ、まだ懲りずに説明会は続けられるという。
こうして声の大きい一部住民に引きずられる形で問題先送りのシナリオは紡ぎ上げられていくのだろうか。
そして、つぎ込まれるのは税金。
その事に思いを馳せる人はどれだけいるのだろう。

記事を読んで思ったのは「見苦しい」。
その一言で片づけられるのだが、あまりの見苦しさ、無責任ぶりにアレコレ書いてしまった。

何のことはない、ネタがないといって「つなぎ」のネタで書き出したらかえって長くなってしまった。
もし桃花台線が廃止になれば、ご立派な高架は放置されるという。
解体するコストが勿体ないためというが、その点はごもっとも。

どうせ残すなら緑化でもしてモニュメントにでもするといい。
その方が「目に優しい」し、「地球にも優しい」。
そして、ロクでもないインフラを整備した県と小牧市、折角整備したインフラを活かそうと努力のカケラも見せなかった「恵まれた」沿線住民、三者それぞれの「愚行」の象徴として保存すれば良い。

「近代」的なニュータウンへ向かう緑の高架橋だったモノはさぞや見物だろう。
30年も経てば「産業遺産」になれるかもしれない。
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住民説明会に関する、新聞記事(桃花台線)

1月14日(土)・15日(日)に行なわれた、「桃花台線(ピーチライナー)」の住民説明会に関する記事が、いくつか掲載されていました。まず最初に、14日(土)、「桃花台ニュータウン」内にある「東部市民センター」で行なわれた、説明会に関する記事です。・桃花台新

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ネットの片隅でネタを探して幾星霜。
「こっそり、ひっそり、目立たずに」が座右の銘。

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