- 2007/06/01(金)
小学館からライトノベルの新レーベル「ガガガ文庫」が遂にスタートした。
新レーベルに対しては暫く様子見を決め込むのがいつものパターンだが、今回は気になるタイトルがあったので発売と同時に手にした。
それが本書だったりする。
人類が緩やかな衰退期に入って幾星霜。
地球は人類の物から「妖精さん」のものになっている。
学校を卒業した「わたし」は国家公務員の「調停官」となり、妖精さんとのコンタクトに励む・・・というお話。
読んでいてライトノベルというより、60年代SFを今風にアレンジしたのではないかという印象を受ける。
面白いのは「妖精さん」の生態。
大都市を作ったかと思えば、ペーパークラフトの恐竜と戦ってみたり・・・とその活躍(?)ぶりは脈絡なく楽しい。
「妖精さん」がどうして地球に出現したのか、人類は地球における主役の座をどうして降りる気になったのか、知りたいことは多々あるけれど本作が作家デビュー作とは思えない面白さだった。
ちなみに発売後の平台を見ていたら本書の山だけが低くなっていた。
それだけ注目されていたということだろう。
著 者 山田ロミオ
イラスト 山崎 透
新レーベルに対しては暫く様子見を決め込むのがいつものパターンだが、今回は気になるタイトルがあったので発売と同時に手にした。
それが本書だったりする。
人類が緩やかな衰退期に入って幾星霜。
地球は人類の物から「妖精さん」のものになっている。
学校を卒業した「わたし」は国家公務員の「調停官」となり、妖精さんとのコンタクトに励む・・・というお話。
読んでいてライトノベルというより、60年代SFを今風にアレンジしたのではないかという印象を受ける。
面白いのは「妖精さん」の生態。
大都市を作ったかと思えば、ペーパークラフトの恐竜と戦ってみたり・・・とその活躍(?)ぶりは脈絡なく楽しい。
「妖精さん」がどうして地球に出現したのか、人類は地球における主役の座をどうして降りる気になったのか、知りたいことは多々あるけれど本作が作家デビュー作とは思えない面白さだった。
ちなみに発売後の平台を見ていたら本書の山だけが低くなっていた。
それだけ注目されていたということだろう。
著 者 山田ロミオ
イラスト 山崎 透
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://ca2785.blog21.fc2.com/tb.php/658-cd07b25b